『面影』
こんな時は、君ならどうしてたかなぁ
そんなことを考えて過ごしているよ
月の明かりがやけに眩しすぎてさ
見たくないものばっか照らしてるんだよ
本当に僕は馬鹿な男だ
今発車のベルが鳴って
最終列車は走り続ける
僕を置いて君だけ乗せて
手を振る僕に気づかないまま
濡れた窓ガラスに面影
どこにいたって近くに感じてたのに
今となれば自分さえ行方不明
気付かぬうちに流れた涙
今記憶の中に落ちて
最終列車は走り続ける
愛を連れて後悔を残して
手を振ってるから君の為にさよなら
最終列車は走り続ける
僕を置いて君だけ乗せて
手を振る僕に気づかないまま
濡れた窓ガラスに面影