『ファンファーレ』
誰かになりたくて誰にもなれない僕だった
手にしたものはみんな錆び付いてボロボロになっていた
気づけば嘘ばっかりついてた
孤独が背中に張り付いて
そんな自分にさよならをしたくて
ファンファーレを鳴らせ今今
フィナーレを照らせ今今ここからだ
土砂降り雨の中、傘など刺さず走っていく
無様な姿でもいつだってゲラゲラと笑っていたい
気づけば下ばっかり向いてた
扉に鍵をかけたままだった
そんな昨日にさよならをしたくて
誰かになれなくても自分を離したくないんだ
そんな明日を迎えに行きたくて
ファンファーレを鳴らせ今今
フィナーレを照らせ今今ここからだ
ファンファーレを鳴らせ今今
フィナーレを照らせ今今ここからだ